海野雅威 (うんの ただたか)

1980年8月15日東京生まれ。

4歳からピアノを弾き始め、9歳でジャズピアノを元岡一英氏に師事。18歳からミュージシャンとして活動を始める。鈴木良雄•伊藤君子•大坂昌彦らシーンを支える多くのミュージシャンと共演し若い世代の旗手的存在であったが、さらにジャズのルーツや文化に触れる為、2008年にニューヨーク移住。ゼロから新たにスタートした新天地でもトップミュージシャンに認められ、ジミー•コブ(ds)クリフトン•アンダーソン(tb)ウィナード•ハーパー(ds)等のバンドでの活動の他、自身のトリオでも演奏を行っている。

2016年ロイ•ハーグローヴ(tp)クインテットのピアニストに日本人で初めて抜擢され、現在は世界各地を回るツアーを行っている。

2013年にはヴィレッジ•ヴァンガードでジミー•コブ•トリオのピアニストとして日本人初出演。その一週間公演は、オーナーであるロレイン•ゴードンをはじめ、耳の肥えた地元ジャズファンを唸らせ本場ミュージシャンの仲間入りを果たす。2014年敬愛する名ジャズピアニスト、故ディック•モーガンのトリビュートコンサートのピアニストに抜擢され、古くからの地元ファンに大歓迎された。以降ワシントンD.C.を中心にかつてのディック•モーガンのバンドメンバーと共に演奏を行っている。

2016年6月ジミー•コブ•トリオのレコーディングで訪れた伝説のヴァン•ゲルダー•スタジオで、レコーディングエンジニアのパイオニア、ルディ•ヴァン•ゲルダー(当時91歳)にその才能を称賛される。その二ヶ月後、8月25日に惜しくも逝去され、ヴァン•ゲルダー氏の生涯最後のレコーディングピアニストとなる。

また惜しまれつつ世を去った日本の誇るジャズ・ピアニスト世良譲、ジャズ・ピアノの巨匠ハンク•ジョーンズ、 テナー・サックス&フルートの巨匠フランク•ウェスが、晩年最も期待を寄せていたピアニストでもあり、CDでの共演の他、音楽のみならず人生の師として交流を深めていた。2010年5月16日世界中のジャズファンに愛され最後まで音楽への情熱を燃やし続けたハンク•ジョーンズが91年間の人生に幕を閉じる時、その最期に立ち会う。師の志を受け継ぎ、自己の音楽を追求することで本分を全うしていきたいと強く感じている。

これまでの共演者は、Frank Wess, Joe Wilder, Jimmy Heath, Scott Hamilton, Harry Allen, Al Foster, George Mraz, Ray Drummond, David Williams, Curtis Lundy, Wallace Roney, Eddie Henderson, Hassan JJ Shakur, Essiet Okon Essiet, Jim Cammack, Roberta Gambarini, Steve Williams, Steve Nelson, Javon Jackson, Chuck Riggs, Chuck Redd, Russell Malone, Eddie Allen, David Wong, Yasushi Nakamura, Jerome Jennings, Dezron Douglas, Jovan Alexander, Jonathan Barber, Jazzmeia Horn and Ben Solomon等。